エンジニアとしての「覚悟」と「誇り」
ITは今や社会のインフラであり、我々の指先には数百万人の生活がかかっています。
しかし、業界の拡大とともに「プロ意識」の希薄化が懸念されています。
このハンドブックは、株式会社シーカーユニットのエンジニアとして持つべき
「法的理解」「経済視点」「現場行動」「倫理観」を体系化したものです。
迷った時の羅針盤として活用してください。
📌 本アプリの使い方
- 上部メニューから各カテゴリーを選択して学習を進めてください。
- 各セクションには、理解を深めるためのインタラクティブな図表やシミュレーターが含まれています。
- NEW! Gemini AI搭載の「障害報告アシスタント(現場行動)」と「キャリアメンター(倫理)」を追加しました。✨
法的基盤
SES、請負、派遣の違いと指揮命令権の所在を理解し、偽装請負を防ぐ。
経済構造
単価の内訳、商流、そして市場価値を高めるメカニズムを知る。
現場行動
信頼を勝ち取る「報連相」、障害対応フロー、プロの振る舞い。
倫理と成長
技術者倫理、グロースマインドセット、顧客視点の獲得。
第1部:法的基盤と契約構造
自分がどの契約形態で働いているか理解していますか? 「SES(準委任)」と「請負」の違い、そして「誰から指示を受けるべきか」を誤解することは、法的リスクに直結します。
契約形態チェッカー
SES (準委任契約)
民法656条プロとして最善を尽くす義務。完成責任は原則なし。
顧客からの直接指示はNG(偽装請負になる)。
指揮命令系統図
SES/請負: 指揮命令は「自社」からのみ。
顧客からの指示は受けられません(偽装請負)。
第3部:経済構造と市場価値
給与の原資となる「単価」の仕組みを理解し、自分の市場価値をどう高めるかを知りましょう。
単価シミュレーター
市場価値を高める要因
商流とマージンの壁
商流が浅い(エンド直、元請け直)ほど単価は上がりやすくなります。
第4部:現場での行動指針 (Incident Response)
✨ AI障害報告アシスタント (Beta)
障害発生時は気が動転しがちです。以下の項目を入力するだけで、Geminiが「Bad News First」に則った**第一報メールのドラフト**を自動生成します。
※必ず内容を目視確認してから送信してください。
検知・初動 (0-15分)
アクション: アラート確認、関係者への第一報。
重要: 原因不明でも「事象を認識した」と宣言することが最優先。沈黙は不信を生む。
影響調査
アクション: 誰が困っているのか?金銭的損失は?2次被害の有無を確認。
暫定対応 (止血)
アクション: サービスの縮退、再起動、バックアップへの切り替え。
重要: 完全復旧よりも、まずは被害の拡大を止める。
原因究明 & 恒久対応
アクション: ログ解析、コードレビュー、修正パッチ適用。
根本原因(Root Cause)を特定し、二度と同じ障害が起きないようにする。
事後報告 (Post-Mortem)
アクション: 報告書作成、振り返り。
重要: 「誰が悪かったか」ではなく「どう仕組みで防ぐか」を議論する。
📞 報連相の極意: ソリューション志向
「どうすればいいですか(丸投げ)」
原因はCの可能性が高いです。
対策案Dで進めてよろしいでしょうか?」
✨ AIキャリアメンター
キャリアの悩み、現場のモヤモヤ、技術的な壁...。
SeekerUnitの統括マネージャー(AI人格)が、ハンドブックの原則に基づいてアドバイスします。
統括マネージャーからの回答
第2部:技術者倫理
技術力は「力」です。その行使には責任が伴います。
1. 公衆の安全・健康・福利の優先
納期やコストよりも、安全性と品質を最優先する。バグやリスクを隠蔽しない。
2. 誠実性と真実性の確保
データ改ざんの禁止。できないことは「できない」と言う勇気。不確実な情報は「確度」を添えて伝える。
3. 機密保持と情報セキュリティ
SNSでの情報漏洩に注意。「〇〇銀行の現場」等の書き込みは厳禁。
第5部:成長のマインドセット
固定 vs 成長 マインドセット
「失敗したら終わりだ」
「失敗はデータの1つ」
キャリア加速のヒント
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TTP
徹底的にパクる (Tetteiteki ni Pakuru)
優秀なエンジニアのエディタ設定、ショートカット、発言を真似ることから始める。 -
視点
顧客・エンドユーザー視点
「仕様書通り」で満足しない。「自分がユーザーなら使いにくい」と提案できるエンジニアになる。